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山の庵で自然と折り合う

寄せては返すCOVID-19
アッという間に一年が経つ
中村医師がアフガニスタンで
狙撃されたのが十二月四日
かつて中村先生は
ペシャワール会報にこう書いた
「通信・交通の便だけ、
悪いことも沢山、速やかに
起きるようになりました。」(№140)
先生亡き後たちまちに
COVID-19は世界に広まり
寄せては返すパンデミック

モロ松かつて先生の
講演で聞いた「人間と
自然がいかに折り合っていくか」
胸に刻まれたこの言葉
四月・五月のコロナの禍中
自粛で山にも行けぬモロ松
街から山に行くのでなしに
山に住もうと思い立ったのサ
白山遥拝・登拝の拠点
夏に在っても秋の如し
山の庵はマイ避難小屋
コロナも酷暑もやって来ぬ

下界の街より十℃低い
山の庵で自然と折り合う
カモシカさんとはうまくやれてる
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網戸右にすりゃアリも入らぬ
ところがお盆に庵の窓に
鳥が激突 血吐いて死んだ
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トラツグミの子 その声は
昔は妖怪「鵺(ぬえ)」と云われてた
わが身を捨てて「人間と
自然がいかに折り合っていくか」
示してくれた「鵺」忘れぬよう
樹下に葬り念仏称えた

キツツキ開けた穴もある
野鳥といかに折り合ってゆくか?
樹には鳥たち来てほしい
柱や窓にゃ来てほしくない
そこでモロ松フクロウの
置物立たせ睨みきかせた
キツツキ好んで突っつく箇所も
だんだん分かりテープを貼った
ウッドデッキの雪除けに
張ったネットは図らずも
鳥除けにもなり一石二鳥
亡きトラツグミも安眠できよう
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夏の雷 冬の積雪
備えておくのも「人間と
自然がいかに折り合っていくか」
凍結せぬよう水抜きし
デッキの板割れこまめに埋める
水が凍れば体積増える
自然の理(ことわり)に適時に
柔軟に折り合ってゆこう
自然と対話くり返しつつ
試行錯誤し反応を待つ
楽しくやりがいある作業
山の庵で自然と折り合う

庵の前のミズナラの葉が
落ちると現わる雪の白山
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やがて庵も雪に覆われ
春には白山 桜が隠す
老子の「小国寡民」の理想
陶淵明の桃源郷
及ばずながら山の庵では
コロナに左右されぬ生活
白山有縁のすべてのものと
折り合って生きてゆくために
モロ松ささやかに続けるのサ
白山順禮の生活


山の庵でモロ松夢見た
海辺の庵から図書館へ
行こうとしたが車修理中
徒歩で行こうと町歩き
若い女性の後つける
だが遠いので実家に立ち寄り
自転車借りることにしたのサ
母のピアノの懐かしい音

コロナで正月帰省も延期
やはり故郷(ふるさと)懐かしや
山もいいけど海辺もよいナ
獣もいいけど女もよいナ
自然と折り合うのも大事だが
自然な自分を忘れちゃならぬ
モロ松故郷偲びつつ
続ける白山順禮生活
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松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝