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鮎走奥の宮より大日ヶ岳登拝

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2020年10月11日早朝
郡上高鷲の鮎走白山神社に参拝
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昔 白山を開かれた泰澄和尚は
此処に口の宮 大洞川を少し遡った処に奥の宮を建て
北の山へと登ってゆくと大日如来が現われた
そこで其の山を大日ヶ岳と名づけたのだった

林道上って奥の宮の下に駐車
大洞川左岸の広大な境内跡
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かつては七堂伽藍もあったという
石段昇って南無白山妙理大権現
勤行修して入峯した
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此処から登るのは五年ぶりだ

林道てくてく登ってゆけば
道端に咲くアキチョウジの花
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カモシカさんもお出迎え
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上には色づいた葉そして半月
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延々と続くコンクリ道は
野人と獣の足には苛酷だ

コンクリ道歩いて一時間半
東の鷲ヶ岳は雲纏う
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土の上が無性に恋しくなった頃
ようやく林道はダートとなった
嬉々として土を踏んでゆけば
カモシカさんも土を踏んでた
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やがて山道となり高度を上げる
樹間に見えるは鎌ヶ峰
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今日はけっこう暖かいけど
赤や黄色に染まった樹もある
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さらにロープのついた急な登りに
五年前にはなかった道だ
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入峯してから二時間半
前大日の窟に到着
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五年前には厳しい藪を漕いで
此処に辿り着いたものだった
向かいに見える鷲ヶ岳は
相変わらず雲のヴェールを被ったままだ
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五年前にも記したように
此処には仏像も何にもない
だが南東向いたこの窟には
白山・転法輪の窟に似た趣がある
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此処が鳩居峯の大日宿かは分からぬが
古の山伏の行場だったはずだ

白山権現王子眷属を拝んで
窟の脇から藪を直登
前大日の頂を徘徊して
登山客多い登山道に出た
山頂目指して歩いてゆくと
白山がお姿現わした
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入峯から三時間で大日ヶ岳登頂
金剛界大日如来にご真言お唱えし
背後に拝んだ白山妙理大権現
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別山・御前峰・剣ヶ峰
大汝峰は御前峰の背後
阿弥陀さまは観音さまの背後に控えておられるのだ

東に聳える御嶽山
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鷲ヶ岳もヴェールを脱ぎ始めた
北東には乗鞍岳と北アルプス
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立山・劔岳も幽かに見える
人が多い処は苦手なので
野人は早々に去る これも棲み分けだ

前大日の山腹をトラバース
けっこう藪化していい感じ
毘沙門岳は雲の中
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山道から先ほどのロープを急登
再び窟へと登っていった
窟の奥では水が滴っていた
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窟に正身端坐して
大日如来のご真言念誦
御嶽山には雲が湧いてきたが
鷲ヶ岳はヴェールを脱ぎ捨てた
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賑やかな山頂は君らに譲る
野人はこんな処でこそ自然さを取り戻せるのだ

争いと虚飾の絶えない人間世界
巻き込まれつつ演じている人間社会
逃げ出してもう戻りたくなくなることもある
戻るのが怖くなることだってある
だが不器用でも人と折り合ってゆくことは
人と自然との折り合いと同じく大切なのだ

窟から降り 来た道を下る
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ダートと別に 尾根にも山道があった
下ってゆくと コンクリ道に断ち切られた
藪から谷を下って道に着地した
窟から二時間半弱で奥の宮に戻った
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境内の下を清濁併せ呑む清流が流れ下っていた
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Haxanjunrei

松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝