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立石~鷲ヶ岳登拝・晩夏

山の庵を朝発って 裏の山へと足を進めた
スキー場に出てゲレンデ登れば 朝露に靴はじっとり濡れた
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一時間弱でリフト頂上 起伏の多い山道歩む
桑ヶ谷からの道と合流 一ぷく平のお堂を拝んだ
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今日は此処から一旦下り ダートを北へと下っていった
東に聳える鷲ヶ岳 雲が多いが日差しも強い
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ダートを均(なら)す重機一台 自然にとってはまるで怪獣
怪獣の声が遠のくと アサギマダラと谷のせせらぎ
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一ぷく平から四十五分 ようやく着いた鷲見(すみ)の立石
霊鷲岩(れいすがん)とも呼ばれる岩は 古くから厚く敬われてきたよう
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その名はインドで釈尊が 法華経説いた霊鷲山(りょうじゅせん)のよう
山伏たちは拝んだだろう 久遠実成のみ仏を
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かつて里人はこの近くには 不浄を近づけなかったそうな
今ぢゃ立石のすぐ下は 草木が刈られて丸裸
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み仏は今もこの岩の上で 妙法説いておられるだろう
如来寿量品偈をお唱えし 釈尊・白山供養した
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来た道戻って鷲ヶ岳へ 重機にへし折られた樹たち
人と自然がどう折り合うのか 犠牲になった命に謝る
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怪獣避けて谷登り 急な草地を上っていった
目に沁みる汗 霞む遠景 よじ登って出た上の林道
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開き始めたトリカブトの花 まだまだ暑いがもうすぐ秋だ
最後の急登 出迎えたのは 青ダイショウと赤とんぼう
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霊鷲岩から一時間強 ひと月ぶりの鷲ヶ岳頂
今日も白山見えないが ひと月前よりよい展望

南の尾根には白尾山 白鳥の町も時折見える
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静かな山頂 アブの飛ぶ音 アゲハチョウと赤とんぼう
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やがて西側に桧峠 西山・毘沙門・大日ヶ岳
長瀧寺から尾根伝いに 白山へ続く鳩居峯拝む
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東の谷の向こうには 尾根が続いてる烏帽子岳
泰澄 白山開く前 其処に祀った不動明王
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鷲ヶ岳から東の谷は 庄川に流れ日本海へ
西側の谷は長良川へと 下って注ぎ込む太平洋

白山今日は見えねども 常に見守ってくださっている
法華経にもあるではないか 雖近而不見 近けれど見えず
白山権現に掌を合わせ 山の庵へと下っていった
大日ヶ岳から白山へと 続く山並拝みつつ
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北には白川・帰雲山 約二時間で山の庵へ
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シャワーを浴びて衣類を洗う 洗濯機はないバケツで洗う
乾燥機はない絞って日に干す 冷房いらない天然の風
自然の恵み 自然との折り合い 山で始まった新たな生活
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Haxanjunrei

松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝