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白山加賀禅定道登拝・上

 半年ぶりに白山に還ってきました。
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 4月17日15時前、白山加賀馬場・笥笠中宮(けがさのちゅうぐう)に参拝。
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平安時代後期に白山で永年修行の後、保安2年(1121)、笥笠神宮寺に阿弥陀如来の像を祀って念仏三昧を行じられた肥前国松浦郡出身の僧・西因上人の願文と念仏をお唱えしました。

「我ガ日本国ハ仏法他境ヨリ繁昌ス。是ヲ以テ辺鄙下賎ノ人民タリト雖モ、誰カ見仏聞法ノ功徳ナカラン。定メテ知ル、浄刹ニ因アルノ輩、斯ノ土ニ生ルルコト明ラカナリ。」(藤原敦光「白山上人縁記」、西因上人願文(原漢文))

仏縁の有難さを思い、加宝神社に虚空蔵菩薩を拝んでハライ谷登山口への県道ゲート前に駐車。冬期通行止 の県道を歩いてゆき、ハライ谷を見上げました。
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15時半前にハライ谷登山口着、登山届をポストに入れて入峯しました。登山口辺りは雪なく、まだ咲いていないカタクリを見つつ上へ。やがて山は残雪に覆われ、17時に檜新宮参拝。
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地蔵菩薩を拝み、北北東に大笠山と笈ヶ岳を遥拝しました。
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しかり場から尾根の雪庇を踏み抜かぬよう気をつけつつ、南へ縦走。パラつく小雨。
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18時半、雲の下に姿を現わした夕日が海を照らし、やがて沈んでゆきました。
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加賀の夜景を遠望しつつヘッドランプ点け行道。
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19時15分、奥長倉避難小屋着。一階は完全に雪に埋もれ、二階から中へ。
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加賀平野の美しい夜景の手前には中宮の微かな灯り。
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夜中に雨音が続きましたが、23時には収まりました。
 翌18日、アイゼンを履いて朝5時に出発。快晴、朝から気温高めです。奥長倉から、これから登ってゆく美女坂を見上げました。
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5時半前、東の山の端に昇る太陽。
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美女坂の雪の斜面を登りきり、6時すぎ、雪庇越しに百四丈滝を拝みました。
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巨大な氷の壺の中に吸い込まれてゆく、滝の水と響き。しかり場から美女坂ノ頭までの尾根は雪庇に割れ目多く、危険でしたが、標高二千メートルを越すとまだまだ雪はたっぷり。6時半すぎ、雪に覆われた天池辺りよりこれから縦走してゆく四塚山、彼方には別山と三ノ峰を遥拝しました。
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 四塚山への登り。
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残雪上に数センチの新雪。やがて姿を現わした七倉山、そして大汝峰。
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8時半に四塚山を越え、七倉山へと縦走。七倉山から拝んだ、大汝峰と別山。
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越南知権現本地・阿弥陀如来と垂迹・大己貴命、別山大行事本地・聖観音菩薩と垂迹・天忍穂耳尊を拝み、いざ大汝峰へ。
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七倉山から御手水鉢への下り、アイゼンの底に雪がベトつきスノーボールとなり、歩きづらいのでアイゼンを外しました。御手水鉢から小動物の足跡辿って大汝峰へと登り始めましたが・・・
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五~十センチの新雪の下は、カチンコチンのアイスバーン。急斜面ではやはりアイゼンが必要です。アイゼンを履き、10時に大汝峰登頂。
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大汝社にて西因上人願文と念仏をお唱えし、大己貴命(大国主神)を供養しました。
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(続く)
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松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝