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伊夫岐神社~伊吹山~上平寺登拝2

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(承前)
 4月11日朝6時、伊夫岐神社から姉川沿いにさらに北上、東へと上る鉄塔沿いに入峯。
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鉄塔があれば、鉄塔巡視路もあるはず。道は不明瞭ですが獣道はあり、林中を鹿が白いお尻を見せつつ駈けてゆきます。
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急峻な斜面を登って振り返ると、樹間に琵琶湖。
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7時すぎに鉄塔から三合目の高原に出ると、北東に堂々たる伊吹山のお姿が見上げられました(冒頭写真)。山頂部は雪化粧。カモシカさんがお出迎え。
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なつかしい山道を上へと登ってゆきました。
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登山道を離れ、行道岩へ。
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8時、行道岩着。南に三合目の高原や出雲井が見下ろせ、彼方には霊仙山。
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西には竹生島、その手前の稜線を歩く鹿の群れ。
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伊吹山の真西の竹生島、そのはるか彼方には伯耆大山があり、出雲大社が鎮座しています。西面し、平安時代に三修上人が、江戸時代には円空上人が修行された岩上で勤行を修し、伊吹山の生きとし生けるものたちの幸いをお祈りしました。
 行道岩から、上へと直登。
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山頂部に出、先週歩いた多賀~霊仙山~柏原を一望。
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琵琶湖の彼方には比良の山並。
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山頂部は凍てつく北風。8時半に伊吹山寺覚心堂着、勤行を修し、山頂・弥勒堂に参詣しました。
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南東に広がる濃尾平野。
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北には、伊吹山地の彼方に能郷白山。
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白山は、今日は見えません。北面して白山三所権現を供養。西に竹生島、南に霊仙山。
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9時15分に下山、三十分で五合目に下り、上平寺尾根を目指して東へ足を進めました。
 道は不明瞭、薄藪の中を、鹿を見つつ谷をいくつか渡ってアップダウン。
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10時半すぎ、ようやく尾根筋の山道に出ました。北に伊吹山。
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東には上平寺越の峠と、播隆上人の草庵跡の尾根。
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上平寺尾根を下ってゆき、上平寺城本丸跡へ。戦国時代に京極(佐々木)高清が築いた山城です。京極高清は南北朝時代のバサラ大名・佐々木道誉の子孫。高清は、近江や出雲・隠岐・飛騨の守護であった兄・京極政経とお家騒動をし、政経は出雲守護代から山陰山陽十一ヶ国にまたがる戦国大名となった京極氏の一族・尼子経久を頼って出雲に落ち、出雲で亡くなっています。北近江を手中に収めた高清が本拠地として整備したのが、山麓の上平寺館と山上の上平寺城です。北に聳える伊吹山。
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南には、霊仙山。
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南東は関ヶ原と濃尾平野。
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西隣の尾根には、伊吹山四ヶ寺の一つ・弥高寺跡。
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美しい景観に取り巻かれた、本丸跡。中里介山の「大菩薩峠」で、お銀様はこの上平寺城址一帯に理想の王国の建設を試みていますが、実際此処に来てみれば、お銀様ならずとも、こんな処で暮らしてみたいと思うことでありましょう。
 正午前、山麓の伊吹神社と京極氏一族の墓に参拝。
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上平寺館跡・庭園跡を経て薬師堂へ。
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上平寺館には「伊吹大権現」と「上平寺本堂」が鎮座し、高清の墓もあったそうです。上平寺は白山を開かれた泰澄大師が神護景雲年中に開かれたと伝わります。泰澄大師は神護景雲元年(767)に越前の越知山大谷寺で遷化されており、最晩年の創建。伊吹山は、白山から続く長大な尾根の最南端に位置します。般若心経とご真言・ご宝号をお唱えし、車道を西へと行脚。弥高から北に伊吹山を遥拝。
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山の上に、筋状の雲が現われていました。
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太平観音堂にて般若心経、十一面観音さまご真言、白山権現および円空上人ご宝号をお唱えし、伊吹山有縁の生きとし生けるものの幸いを祈願。13時すぎに岡神社に戻り、高御産巣日神と神産巣日神に今日の体験を感謝しました。

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松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝