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泰澄大師



 白山を開山された泰澄大師は、白鳳22年または11年の6月11日に生まれたと伝えられています。11や22という数字は、大師が白山頂にて感得した十一面観音に因んで、後世に云われるようになったのでしょう。しかし、私自身、11という数字に縁のある星の下に生まれた為、十一面観世音菩薩には特別な親近感を感じます。泰澄大師にも、そのようなことがあったのかもしれません。
 泰澄大師と大師の母君を偲んで、越前勝山の平泉寺から三頭(みつがしら)山、大師山を周回しました。
 雨のそぼ降る朝、平泉寺の泰澄大師廟、御手洗(みたらし)池、開山社、白山三所権現にお参りし、剣之宮を通って1時間ほどで三頭山に着くと、雨は上がりました。三頭山から大師山への山道は、薄霧のなかに色とりどりの花が咲き、心が癒されます。コアジサイの、淡いブルーの星を撒き散らしたような風情。ヤマボウシのほのかな甘い香り。ミツバツツジやササユリも咲いています。大師山の伏拝からは、山々は雲に隠れて見えませんでしたが、花の一色一香に白山妙理大権現を拝ませていただきました。
 大師山の泰澄大師堂にお参りし、下山。荘厳な越前大仏を拝んだ後、菩提林の苔むす古道を歩いて平泉寺へ戻りました。菩提林で会った人に「どこ行きなさる」と聞かれたので、「平泉寺からぐるっと大師山まで廻って、戻ってきたとこです」と答えると、「いい道や!」。本当にいい、信仰の息づく道でした。白山登拝の、よい前行です。
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Haxanjunrei

松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝