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能生白山神社~権現岳~鉾ヶ岳登拝2

(承前)
 11月9日、11時15分に権現岳に登頂し、トッケ峰へと縦走。権現岳と能生谷。


南方に、谷筋に雪の見える焼山がお姿を現わしました。


北方には鉾ヶ岳と金冠の彼方に能生の町並。


岩の多いヤセ尾根は雨後は滑りやすく、油断なりません。


のぞかずの窓を経て、正午にトッケ峰登頂。北に鉾ヶ岳・金冠と日本海。


北東には泰澄大師ご開山の米山、さらに奥には弥彦山と、泰澄大師ご開山の国上山。


リュックから鯛めしおにぎりを取り出し、海と山の景色を見つつ、越後水揚げの鯛と越後産のお米を味わいました。トッケ峰から鉾ヶ岳までは、なだらかな縦走路。樹間に白馬連峰の雪。権現岳の彼方には米山。


樹の枝がせり出し直立しては歩けませんが、権現岳やトッケ峰に比すれば楽な道、すっかり晴れて日も差してきました。


 12時半、鉾ヶ岳登頂。日差しは暑いくらいです。南西に冠雪した白馬連峰を遥拝。


般若心経と白山権現・立山権現ご宝号をお唱えし、しばし坐しました。無我に、万事因果次第よと流れゆく雲、霧、雨、雪、谷川、大海。


そのように、只あるがままに生き死にしたいもの・・・。13時に下山、大沢岳から金冠へ。


西側に見下ろす早川、糸魚川市街、さらに能登半島。


北には島道川、能生谷。


金冠によじ登り、鉾ヶ岳を見上げました。



東には権現岳。


北東には米山、弥彦山・国上山、そして佐渡の島かげ。


金冠上で勤行を修し、急峻な岩場をロープに掴まって降下。


権現岳に劣らぬ、濡れて滑りやすい急斜面。ロープが千切れたら、お陀仏です。一心に下って見上げた岩場。


麓から見れば、金冠の岩上を糸に掴まって下るクモのように見えたことでしょう。権現岳の胎内洞と鉾ヶ岳の金冠は、おそらくかつての能生の山伏たちにとって、陰と陽の関係にあったのでしょう。胎内洞が母ならば、金冠は父。急峻な岩場をロープのみを頼りに(余計な階段などなしに)一心に登拝できるこの峰々は、白山信仰の行場として稀有の霊地です。
 金冠を下ってゆくと、また雨に。背後に金冠を見上げつつ、紅葉の中を下ってゆきました。


雨は本降りに。中腹に雲がかかっているのでしょうか。島道方面へ降下、上に聳える金冠。


15時前に島道鉱泉着、雨は止みました。島道川沿いに歩を進め、島道の薬師堂に参拝。


集落には、往路に能生谷で見たような特色ある造りの家屋があちこちに見られます。


神道山の東を通って15時半、往路に九頭龍大神を拝んだ大沢着。


南に鉾ヶ岳・金冠を拝みつつ能生川の土手を行脚し、16時すぎに能生駅に到着しました。


 気持ちのよい、特色のある能生谷の景観。私に見合った、険しく余計なモノのない峰々、海と山の眺望、そして、父であり母である白山妙理大権現。これからも、この地を度々訪れることになりそうです。

南無白山妙理大権現
南無過去正法明如来現前観世音菩薩
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松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝