FC2ブログ

記事一覧

舟伏山~樫原谷ノ頭縦走

 1月7日未明、車のフロントガラスはガチンゴチンに凍っていました。美山(山県市)の舟伏山登山口へ。大舟と小舟を伏せたようなその山容は、岐阜からもよく目立ちます。
 朝7時、東ルートを出発。下の方は山腹に雪がある程度で、登山道は露わです。7時半に桜峠の阿弥陀さまに念仏をお唱えしました。


登るにつれ次第に雪が増え、南西に小津権現山や伊吹山を遥拝。


展望を求めて登山道に別れを告げ、雪の尾根上に出ました。朝は雪が引き締まっているとはいえ処々深くなってきたので、愛用の木製カンジキを履いて急峻な尾根を登ってゆきました。
 8時半すぎ登頂。南に岐阜市街や名古屋のビルを一望。


北側は樹に覆われていますが、北西の樹間に能郷白山と大白木山、北北西に屏風山と荒島岳、北には日永岳の左に平家岳、そして白山。


般若心経と白山三所権現ご真言・ご宝号をお唱えし、新年のご挨拶をしました。
 本日の山行は此処からが本番。舟伏山から根尾・美山境の尾根を北へ、カンジキで縦走したかったのであります。まっさらな雪の斜面を下って9時15分に北東のピーク着、舟伏山を振り返りました。


此処からは尾根がいくつか分岐していますが、北を目指して進むと正しい尾根に乗ることができました。


雪山は、山の形に素直に(謙虚に)登るのみです。左手の展望が開け、能郷白山・大白木山を遥拝。


やがて左手から雪に埋もれた林道が現われ、尾根上に続いていました。
 正面に聳える、980m三角点のある樫原谷ノ頭。


林道から雪の山腹に取り付き、10時半前に登頂しました。山頂から北西に少し下ると展望が開け、北~北東に日永岳と滝波山。


北北西には屏風山の右奥に、一際白い荒島岳。


此処からは白山は見えませんが、北面して観音経をお唱えしました。南には舟伏山の右奥に霊仙山と伊吹山。


その右に続く伊吹山地と小津権現山。


伊吹山ご宝号をお唱えして11時に下山しました。
 林道に戻り、左手に三尾山や大洞を拝みつつ南へ。


雲が多くなってきました。林道から尾根に入って振り返ると、樫原谷ノ頭の右に日永岳が頭を出していました。


その左には西金山の南東の山並、さらに大白木山、能郷白山。舟伏山へと只まっ白な世界を歩いてゆきました。カンジキの一歩一歩が、目的地です。一歩一歩が、浄土です。


 舟伏山の斜面を登ってゆくと背後の樹間に、日永岳の左に平家岳、その左奥に白山がお姿を現わしました。


13時前に舟伏山頂に戻り、白山に向かって投地礼をして小舟伏へ。手頃な倒木があり、樹越しに能郷白山を遥拝しつつ30分程坐しました。小舟伏からさらに西へ進むと、雪に覆われた絶壁上にて能郷白山と大白木山に相見することができました。


 14時に下山、カンジキを脱いで西ルートを下りました。登山道は雪に覆われていましたが、正月休みのモノと思しき足跡に凹んでいました。下ってゆくと、こちらにも阿弥陀さまがお祀りしてありました。一歩一歩が浄土でありますように。浄土を通り過ぎてしまいませんように…。谷に下って振り向くと、舟伏山が仏さまの如く見守っていて下さいました。


15時に登山口着。今年の初登りを無事に行ずることができました。
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

白山順禮写真館

Haxanjunrei

松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝