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白尾山・鷲ヶ岳縦走~白山遥拝


 4月1日は好天の予報、早朝に白鳥で参禅した後、白尾山登山口へと向かいました。8時に出発、雪のない登山道をズンズン登ってゆくと、早くも白山がお姿を現わしました。


雪のないスキー場のリフト最上部に8時45分着、やっと薄い雪を踏むことができました。此処からは高賀山、伊吹山、能郷白山などの山々を一望。さらに尾根上の山道を進むと、尾根がブった切られて工事中の林道が通っておりました。


こんな山中の道路より、東日本大震災の被災地の道路工事や高台の造成が一日も早く進みますように…。
 白尾山への尾根を登ってゆくと、ようやく雪山らしくなってきました。


雪はほぼ引き締まっており、アイゼンもカンジキもつけませんでした。9時半すぎ、白尾山登頂。西側に能郷白山、姥ヶ岳、銀杏峯、荒島岳などの峰々。


東には乗鞍岳、御嶽山。


そして北西に白山。


御前峰と剣ヶ峰を中心に、左に別山、三ノ峰、大日ヶ岳。右には三方崩山。白山に向かって般若心経をお唱えしました。
 本日のメインイベントはこれからです。白尾山から北に鷲ヶ岳まで連なる尾根へ、ジャンパーを着、アイゼンを付けていざ出発。


左手に白山連峰、右手には烏帽子岳や山中山の背後に御嶽、乗鞍、北アルプスを望みつつ縦走してゆきました。1667m峰を越えると尾根が細くなり、やがて急峻な峰が現われました。


ピーク上からは白山と鷲ヶ岳が拝めましたが、雪の急斜面を下るのに一苦労。


このような時こそ、山との真剣な対話の瞬間です。疎らに生えている木を足場に少し降り、雪の斜面を横切って無事に下りました。11時すぎに1653m峰を通過、鷲ヶ岳まであと一息です。白山の左袖の大日ヶ岳のさらに左には、野伏ヶ岳と小白山が白く並んでいました。


鷲ヶ岳への登りに振り向けば、白尾山から歩いてきた峰々。


レンジャクでしょうか、頭の後ろがピンと立った鳥が樹に止まっていました。


 11時半、鷲ヶ岳登頂。


白山と対面して観音経と白山権現ご真言・ご宝号をお唱えし、方位盤上に正身端坐しました。暖かな日差しと、足元の冷たい雪。右下からは渓の響き、左下からは鳥のさえずり。正面の白山は、御前峰と剣ヶ峰を中心に袂を限りなく広げ、まるで生きとし生けるものの苦しみや怖れを覆わんとするかの如くです(冒頭写真)。白山の恩恵とは、白山妙理大権現、即ち十一面観音さまの布施であり、愛語であり、利行であり、同事であるとも申せましょう。
 北東に北アルプス、南西には、白鳥の町の彼方に能郷白山と伊吹山を遥拝。



白山に投地礼をし、12時半に下山しました。朝より雪が緩んでいましたが、踏み抜くことはありませんでした。13時半すぎに白尾山に戻って白山と鷲ヶ岳に掌を合わせ、14時半前にリフト最上部より白尾山を遥拝しました。


リフト最上部から一時間弱で登山口着。帰りに六ノ里白山神社に参拝し、今日の登拝を感謝すると共に、今後とも白山のお導きのままに、妙理のお示しのままに順って参る決意を新たにしました。


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松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝