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御嶽山噴火

 9月27日の御嶽山噴火で犠牲になられた方々の、ご冥福をお祈り致します。私のねぐらの裏山から御嶽山を遥拝し、念仏をお唱えしました。山はうっすらとしか見えませんが、白い噴煙はくっきりと見えています。


 9月10日頃に御嶽山で火山性の地震が急増しているとのニュースを聞いていましたので、正直、噴火よりも大勢の方が御嶽山に登っていたことに驚きました。御嶽山頂の南の地獄谷からは普段から噴煙と硫黄臭が立っており、いつ噴火してもおかしくはない火山です。


(2012年6月登拝時。)
 登山とは山との、自然との対話。それは、山に登る前から始まっています。山が、自然が私たちを遮すときは、絶対に登ってはならない。そう受け取るのが山との対話でありましょう。大雨の数日後に沢に入ってよいのか、火山性地震増加の数週間後にその山に登ってよいのか、その判断は、自然と向き合いながら自分で行わねばならないはずです。気象庁が判断することではありません。GPSや様々の情報に依存している私たちは、山への畏敬の心と自然に対する勘を、失っているのではないでしょうか。
 白山も500年に一回くらい噴火していおり、前回の噴火が万治2年(1659)ですから、いつ噴火してもおかしくはないと申せます。噴火は恐ろしいものですが、噴火でできた火口は山上の浄らかな池となります。


(2010年9月、白山神駈道登拝時。後方に御嶽山。)
富士山もいつ噴火してもおかしくはないでしょう。噴火によって、今の富士山のお姿があります。東日本大震災の後、富士山直下を震源とする地震があったのを覚えています。
 「一切の業障の海は 皆、妄想より生ず 若し懺悔せんと欲せば 端坐して実相を思へ」(観普賢経)。
火山が噴火するのは、当然です。私たちにできることは、普段から山と、自然と謙虚に向き合い、山に聞き、山に学び、山を拝むことではないでしょうか。土石流など今後想定される災害に備え、これ以上の犠牲者が出ないことをお祈り致します。
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白山順禮写真館

Haxanjunrei

松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝