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白山冠雪

 昨日(10月25日)、毎月行じている白山鳩居峯巡拝の際、紅葉の毘沙門岳から冠雪した別山が拝めました。別山平から上は真っ白でした。今朝、私のねぐらから白山の白い頭が見えたので、裏山に登ると、別山の奥に真っ白な御前峰と大汝峰が拝めました!冠雪した白山三所権現に、般若心経をお唱えしました。


 越前側・美濃側ではすでに冠雪が確認されている白山ですが、金沢気象台による初冠雪の発表も間近でしょう。今年の初冠雪は、昨年よりは早いものの、例年よりは遅めです。白山麓の各地によって初冠雪が確認できる日が異なるのは、各地の天候次第で当然ですが、白山開山の年が各地の伝承によって異なるのも、これと似たようなものでありましょう。越前側の「泰澄和尚伝記」には養老元年(717)、加賀側の「白山之記」には養老3年(719)、「大法師浄蔵伝」の故老の言い伝えによれば、慶雲年中(704~708)。主流となっている養老元年(717)説は、金沢気象台による白山初冠雪のようなもので、どれが正しいというものではありません。白山は、相手に応じて自在にお姿を示現されるのですから。
 裏山に登る途中、岩上に祀られていた小さな祠が転げ落ちてしまっていました。台風の影響でしょうか・・・。


山中の祠やお堂は、お参りする人がいなくなると、このように廃れていってしまいます。私が半月ごとに巡拝している白山鳩居峯の行場も、同様にして藪に埋もれていったのでしょう。年配の方々の中には、お参りに行きたくても登って行けない方もおられ、私が白山権現の為に続けている行は、けっして私独りの行ではなく、地元の方々の為の行でもあることに気づかされたのでした。
 白く輝くお山に、誓いました。

願わくは、白山有縁の一切衆生が
生死の苦海を超えて、涅槃の岸に到らんことを。
願わくは、見渡す限りの山谷林野・江湖河海に、
妙理をして久しく住せしめんことを。

南無白山妙理大権現
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Haxanjunrei

松樸裏

Author:松樸裏
自由と孤独を愛するアウトサイダーと、万物の母たる大自然との一対一の対話
2006~奥美濃の藪山を登り始める
2009~白山三禅定道を毎年登拝
2016~19白山美濃馬場の古の山伏の行場「白山鳩居峯」のうち五宿を毎月巡拝、以後随時巡拝